日本で流通しているいちじくは、桝井ドーフィンという品種が約8割を占めると言われています。桝井ドーフィンは、大玉で、沢山収穫でき、比較的流通にも耐えられるという事で、農家や流通業者にとっては、大人気の品種です。味も樹の上で、完熟させるととても甘くて人気なのも頷けます。
ところで、世界には、いちじくは200品種以上あると言われています。数年前になりますが、私は15品種ほど、試食をしました。品種により、かなり個性もありました。皮が薄くて皮ごと食べられるもの、小さくて一口で食べられるもの、ジャムそのものみたいなもの・・・など、色々と楽しめました。
ただ、桝井ドーフィン以外の品種は、収穫できる数が少なくて、皮も薄くて流通が難しく、農家は手を出しずらい品種がでもあります。
いつか、この楽しみをお客様に味わってもらいたい・・・・・。
と、ずっと考えてきましたが、いよいよこの春、それが実現します。世界のいちじくが楽しめるオーナー制いちじく園をオープンします。体験型のオーナー制で農園に食べに来てもらう事もできます。遠方の方には、冷凍で送る事もできます。冷凍して美味しい品種も選びました。シャーベットみたいになりますよ。
だから、輸送とか収穫量とか、あまり考えずに、味のみで品種を選ぶことができました。
オーナー募集は、2月よりファーボ兵庫のクラウドファンドで募集を開始します。楽しみにしていてください。