新規就農週末コース神戸 第7回農場実習

2014年7月19日

新規就農週末コースin神戸

第7回農場実習

本日のメニュー

・スイカ初収穫、ナス収穫~袋詰め

・トラクター実習

・ニンジン施肥、畝作り

・草刈り機実習

・食用ほおずき手入れ

 

写真 2

 

写真 3


 

 

 

 

 

 

 

スイカの収穫。

まだとるには早いものがあったり、逆に割れてしまっているものもあったり。

宝探し感覚での収穫でした。

お昼には朝採って冷蔵庫に入れていたスイカをみんなで試食。好評な味でした。

写真 4 (3)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なすは「長ナス」なので、結構ビックサイズに育っています。

台風の時についた傷が多くて、キズもので出荷中。

写真 1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真 5

写真 2 (3)

 

 

 

 

 

 

 

 

トラクタの実習。

はじめに実際に操縦するときにつかうレバーや、扱い方などを指導頂き、

その後、それぞれ実際に畑を耕してもらいました。

まっすぐ進むのが意外に難しいのです。

写真 5 (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

培土板を付けて、ニンジン用の畝作りのための溝切りを実演。

高さの調整が難しいとのことでした。

 

昼休憩後、草刈り機の実習

刃がむき出しになっており、一つ間違えればすぐに事故につながりかねない機械。

その辺の注意点と、操作方法を説明後、実践。

写真 5 (3)写真 (6)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、にわか雨に降られて、ハウスに引き上げ後ナスの袋詰め。

食用ほおずきの手入れ途中でまたにわか雨。

この時期は午後、にわか雨が当たり前になりますね。

お疲れさまでした。

新規就農週末コース神戸 第7回講座

写真 (6)

2014年7月12日

新規就農週末コースin神戸 第7回講座

「種苗の基礎」

講師はドリームズファームの山口社長

 

 

 

 

今日の内容レビュー

①F1種と在来種

F1種とは原種に色々な種類の品種を交配させてつくられた種で、市販されているものはほぼ100%F1種ということです。

対して、在来種はあまりみかけないのですが、例えば京野菜などの地場野菜といわれるものは、在来種。

例えば、とまとの品種で有名な「桃太郎」はF1種で色んな種類がありますが、

それぞれに暑さに強いとか病気に強いとかの特徴があります。

ですので、自分で種や苗を選ぶときはまず植える時期を考慮して、その時期に育てやすい特徴をもったものを購入するのが良いということです。

cf.夏収穫のキャベツ→暑さに強いキャベツの種か苗

 

②種苗会社について

日本の種苗会社の大手はタキイかサカタですが、

地方によって、他にも種苗会社があり、

各種苗会社には、強みとなる野菜の種をもっています。

例えば、タキイ種苗(京都)は、トマトに強い(「桃太郎」はタキイ交配)

ナント種苗(奈良)はスイカに強いなど

 

③苗か種か

植えるときにまず選択肢を迫られるのが、種から育てるか、苗から育てるかです。

種からの育苗して定植するのと、苗を購入するのと、

それぞれのメリット、デメリットがあります。

その一部を紹介しますと、

種からの育苗はけっこう難しく、手間と時間がかかるが、作物は育苗でその品質の70%が決まる!ので、

プロでこだわりがある農家さんは自分で納得のいく苗を育てる方が多いということです。

対して、苗で購入すると、お金だけでいうと種よりは高くつきますが、病気に強い接ぎ木苗などを選択できる余地があり、

定植してからの病気をある程度避けることができる。

などなどどちらがいいという答えはなく、

自分の経験と腕を見越して選択するのがよいようです。

 

④発芽率と発芽勢について

発芽率=播種した全数と発芽した数の割合

発芽勢=発芽揃いの歩合・・・温度と湿度管理(温度○○℃で湿度○○%)によって発芽のタイミングを均一にする

発芽に必要不可欠な要素・・・温度、水分

山口さん談 びっくりエピソード~出荷したメロンのなかからもやしが出てきた?!~

ハウス内が28度以上になる季節でしたので、メロン内の種が温度とメロンの中身の水分によって発芽してしまっていた!という

こんなこともあるのですね。

 

質問タイム

Q1遺伝子組み換えについて教えて下さい

A.遺伝子組み換えによってどのように人体に影響があるのかは現状では科学的に証明されていない。

今の時点では、まだ証明されていないから、避けるのかどうかの選択の問題

Q2F1によって種の多様性が失われているということについて

A.原種や希少種を選択して栽培することも可能だが、経営的に成り立つかを考えての選択が必要。

F1種が100%近く選択されている背景には生産の安定性があるということだろう。

 

 

今日は猛暑日。

畑での実習より、涼しい部屋でしっかり勉強できて幸いでした。

来週の実習の天気が気になるところです。

みなさまお疲れさまでした。

新規就農週末コース神戸 第6回農場実習

2014年7月5日
新規就農週末コースin神戸
第6回農場実習

本日のメニュー
・長ナスの手入れ、収穫
・防除(枝豆、長ナス)プレバソンフロアブル
・枝豆播種(抑制栽培)
・いちじく支柱立て

長ナスの手入れは古い葉っぱの除去と
誘引の調整。
写真 2 写真 3

 

 

 

 

 

 

 

 

長ナスは防除前に収穫。
やはり収穫のときはみなさん楽しそうにされています。
今日は袋詰めまでしました。

防除はヨトウやオオタバコガにきく、
プレバソンフロアブルを枝豆と長ナスに散布。

希釈倍率の計算や
農薬使用時に確認することなど、
改めて確認して、散布実習。
写真 4 写真 5

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼休憩前に収穫した長ナスを袋詰めしました。

そして商品に入らないキズものをみんなで試食。
採れたては生で食べても甘くておいしいです!
写真 1 写真 2

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からは、
播種した枝豆の畝に防鳥用の不織布をかぶせ、
いちじくの支柱立て
写真 1

 

 

 

 

 

一文字仕立てにしていく用の準備の支柱。

 

 

支柱を槌で打ち込むのが結構大変。
それでもあっという間に全て完了
写真 5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2本成長の悪いいちじくの株があり、それを元気な苗に植え替えました。
掘り上げてみると根が全然張っておらず。。。
写真 2
写真 3

 

 

 

 

 

 

 

 

うまく根付いてくれるといいのですが。
お疲れさまでした。

コーン出荷始まりました!

コーン三兄弟。
写真 1

大きいものは一袋1本入りですが、
たまにこんな3本入りのもできます。
先に売れてしまうのは、2本入り。

出荷先は、
JA六甲のめぐみや
めぐみの里各店舗です。

味はバッチリ!
甘くてジューシーです!
生でも食べられます。

新規就農週末コース神戸 第6回講座

2014年6月28日 新規就農週末コースin神戸
第6回講座
「施設・機械の基礎」

エースクールから車で7~8分のところにある
ドリームズファームにて現場での講座が行われました。

講師はドリームズファーム社長の山口さん。
ドリームズファームはトマト生産を主として栽培しており、
施設も機械も充実しています。

まずはトラクタから。
トラクタ本体の事や、後ろに取り付けるアタッチメントについて説明がありました。
特に畝立てのときに使う成形機は大量の畝を必要とする規模の農業では、
あればとてもすぐれものだということです。
写真 5

 

 

 

 

 

 

 

 

次に草刈り機(写真)や管理機を見学。

草刈り機は写真のように背負うタイプは刃が足元に来る可能性があるので、とても危険とのこと。
初心者は、背負い式ではない一直線のタイプが良いとのことでした。
写真 4

 

 

 

 

 

 

 

次に施設の見学。

トマト栽培は既に終了しており、ハウスの中は片づけ中でした。
施設の規模や値段、付随設備のことなど詳しく説明頂きました。
写真 3 写真 2

 

 

 

 

 

 

 

 

実習後半は、

機械や施設の事を離れて、

新規就農に当たっての質問や相談など、

多岐にわたる質問に山口さんに答えて頂きました。

みなさまお疲れさまでした。