トラクターが来ました!!

エースクール、来年以降の農業スクール開催に向け、トラクターを購入しました。
これで、来年はゴリゴリ耕します。

むろん中古ですが、農家さんの紹介で購入。
程度もいい感じと思います。

トラクター

あとはパイプハウスと軽トラックを導入する予定です。
こういう機械ものとか、設備とか、男って、好きですよね。
お金が~。おっと、いやいやこれは投資です。

第19回 農業実習レポート

12月24日(月)、新規就農週末コース神戸、第19回農業実習を開催しました。
露地の実習農場にあるキャベツ、ブロッコリは、もう少しなんですね。年明けは出荷できると思います!!
という事で、今回もトマト実習となりました。

今回は、葉かきとか、摘葉とか呼ばれる作業です。
要するに、トマトの下の方の葉を取って、日当たりや風通しを良くしてあげます。
 
作業前は、こんな感じ。こんもりしてます。
トマト葉かき4

下の方の葉を3~4枚取って、少しスッキリしてきてます。取った葉っぱは、農場に残さず、必ず、破棄する事。残しておくと、そこからカビなどが発生して、病気の原因になるとの事です。注意。
トマト葉かき3
トマト葉かき2

最後、こんな感じになりました。
トマト葉かき1
元気に育って下さいね。

さて。今回で、年内の実習は終了しました。
実習生の皆さま、いかがでしたでしょうか?
トマト、キャベツ、ブロッコリ、ニンジン、ホウレンソウ、豊岡の農業、いろいろな経験をされたと思います。
農業といっても、作物や地域によってもこんなに違うものかと、驚かれたかもしれません。

また、年明け、いろいろ行きましょうね。淡路でも行きましょうか。

年末年始、ごゆっくりと静養(笑)されて、また年明け、頑張りましょう!!
年明けは1月5日(土)、13:00より、講義となります。

それでは、よいお年を!

田中康晃

第17回 農業実習レポート

12月16日(日)、新規就農週末コース神戸、第17回農業実習を行いました。
今回の実習は、ハウス内でのトマトの誘引作業です。

誘引作業は、成長したトマトが、きちんと上へ伸びていくように、トマトの茎にひもを付け、上に誘引してあげる作業です。うまい言葉が・・・、やはり誘引。

トマト実習1

トマトの茎に結んだひもを、上の支柱となる鉄線に、ひとつひとつ結んであげます。これが、また大変な作業でして、しゃがんで茎にひもを結んで、立ち上がって支柱に結ぶ。基本は、これの繰り返しです。ただ、本数が半端ではない数なので、まさにスクワット状態。。
トマト実習2

このようになります。↑
実習生の皆さま。お疲れ様でした。
農業って、一言で言いますが、作る作物によって、全く違いますね。
とても、ひとくくりに「農業」って、言えないですね。

今回の実習もそうですが、色々な作物を経験されて、自分にあったものを見つけて下さいね。

こちらは、いちじく↓ 少しだけ視察させて頂きました。エースクールもいちじく栽培計画中。穂木を頂けるようにお話を頂いてます。
いちじく視察2
いちじく視察1

田中

第13回講義 農業経営の実際1

レポートが遅れまして、楽しみにしていた方(笑)、申し訳ありません。
12月15日(土)、新規就農週末コース神戸、講義経営編第13回「農業経営の実際1」を開催しました。

講師はドリームズファームの山口さん。
今回の講義では、まさに「農業経営の実際」という事で、農場実習で栽培したホウレンソウ」について、種代、肥料代、ほか経費から、出荷数量、売上金額(まだ未確定なので、予測含む)まで、収支を明らかにしようという事で、講義を頂きました。

今回の実習では、栽培面積は約160㎡、その中で、施肥、播種、管理、防除、収穫、出荷と一連の作業を行ってきました。
9月に播種して11月に出荷。およそ3カ月です。

出荷量は、合計約700束。
束およそ300gなので、2100kgとなりました。

確かに、経営として、雇用労務費を考えると厳しい数字ではあります。

でも、私個人的には、上々だったのではないかなと感じてました。
実は、内面、出荷できるのか心配でしたから(笑)。

立派なホウレンソウが出来て、出荷できて、買って下さる方がいて、こんなに嬉しい事はありません。
これから何作、何年もかけて、改善していきたいと思います。

田中

家庭菜園ドミタス様@横浜へ行ってきました。

こんばんは。エースクール田中です。
21日~23日と、東京・横浜へと色々と遊んで・・いやいや仕事をしてきました。

21日、神奈川県の農業大学へ。神奈川の農業の様子や新規就農・新規参入の状況など、いろいろとお話を聞かせて頂きました。今回、電車で行きましたが、駅から思いの外、遠く、神奈川を侮ってました。

22日、私が所属する全国農業関係行政書士コンサルタント協議会の講演会を開催。今回は、横浜で家庭菜園を運営するドミタス下山社長にお越し頂きました。

う~ん。まじめ。いつもとは違う(笑)

23日、ドミタス様へ視察。こちら噂の井戸掘り機。自前で持っているなんて。

休憩小屋。

農園の様子。

トイレ。

横浜では特定農地貸付けとは言わず、「特区農園」。主張してますね。

農園の隣は、すぐに住宅。横浜です。

農機具倉庫。

休憩小屋内部。

ここも横浜です。

ついでに直売所を偵察。

今回の出張は、本当に収穫大でした。
・ドミタス様の農園、写真だけでは分からないと思いますが、深イイものが色々あります。
・神奈川県の農業、新規就農の様子も少しイメージできました。
・そして、なにより横浜に素晴らしい農地があるという事が分かりました。
・懐かしの場所でのマルシェ開催。

いや~。感動。

下山社長、ありがとうございました。

田中康晃

第14回講義 農業経営の実際2

平成24年12月22日(土)に第14回農業スクール講義が行われました。

今回はなんと豊岡から農業生産法人㈱Teamsさんがわざわざ神戸まで足を運んでいただきました。

同じ兵庫県ですが北と南なので行くのに3時間はかかります。

座談交流会という形で意見を交換しあって交流を深め合いました。

12月初めに視察でお邪魔したときは

まだ雪が降る前だったのですが、そのあとすぐに白く染まったようです。

雪のふる地域での農業はどういうものなのでしょうか?
(神戸市はまったく雪が降らないんです)

Teamsさんの育てている野菜のおおきな特徴は

「無農薬栽培」で「有機栽培」だそうで

とくに無農薬には徹底しているそうです。

虫との戦いは特に難儀するそうです。

一番印象に残ったのがモノの売り方で

単純に野菜を作って売るのではなく

野菜を作る過程から売るところまでパッケージ化して売るということです。

Teamsさんはフェイスブックで画像つきで逐一作業報告を公開していて

それが消費者の関心を高めて付加価値をつけています。

また売るときも実際に現場に赴いて直に消費者に触れ合うこともしています。

私は、この話を聞いて

「モノ」を売る時代は終わり、

栽培から販売まで川上から川下まですべて含んだ一連の

「コト」を売る時代が始まった

のではないでしょうか…(と独りごちる)

Teamsさん、貴重な講義本当にありがとうございます。

【了】黒木 大将

ミニパイプハウス完成!

ミニパイプハウス完成!!
このハウスは、妻面がカーテンなので、何かの補強が必要かなと思ってます。
今日は、とりあえずカーテンを閉めて裏にバンドをクロスさせてます。
どうしようかな。出入り口なので、締め切るわけにはいかないし、ちょっと考えます。
地面には、防草シートを貼る予定です。

このハウスの用途は・・・。ここでは言えません。
シイタケでも育てましょうか(笑)。

田中康晃

ミニパイプハウス建設

こんにちは。
エースクールでは、来年以降の農業スクール開催に向け、着々と!?準備を進めています。

まずは、パイプハウスの建設を進めています。
パイプハウスといっても4mほどで、農業界では、ミニミニサイズなのですが、これでも結構、力がいるのです。

土をならして、水平を取って、パイプ穴を掘って、パイプを挿して、組んで・・・。
本日、やっと骨組みが出来ました。

明日、シートを張る予定。

来年1月には、この隣に、20mほどのパイプハウスを立てる予定ですが、こんなミニミニハウスで既に、結構、腕に来てます(笑)。でも、なんとなく、仕組みが見えてきて、いい練習になってます。

田中康晃

第16回 農場実習レポート

12月9日(日)、新規就農週末コース神戸、第16回の農場実習を開催しました。
当日、冷え込みが厳しく、露地での作業は大変だな~と思ってたら、ハウス内での実習となりました。
良かったですね~。

今回は、ハウス内で、トマトの定植作業と支柱設置作業を行いました。

まずは、マルチに穴をあけます。
これが地味にキツイのです・・・。

トマトの花芽を手前(通路側)に向けて、定植していきます。これによりトマトへの日当たり向上だけではなく、作業性の向上もはかれます。だけど見分けが難しかったですね。

定植作業。

完成!

今度は支柱立て。これも本数が多く大変な作業です。

きれいに立てる事ができました!?中々まっすぐ立てるのは難しいのです。

作業そのものは慣れれば出来るようになりますが、作業スピードやバラつきを少なくしようとすると熟練が必要になります。
加えて規模が大きい場合、肉体的にもかなりキツイものとなります。

こういった地道な作業があって、初めて「おいしいトマト」が出来るという事!
店頭では、こんな作業想像できませんよね。

お疲れ様でした。

田中康晃

明石市魚住の住吉神社より。

第12回講義 農業経営計画の作り方

12月6日(土)、新規就農週末コース神戸、第12回講義「農業経営計画の作り方」を行いました。
本日の講師は私(田中)が担当させて頂きました。

経営計画=営農計画の事です。

手順としては、
自分の作りたい作物について、品目別に作付計画を並べる。
  ↓
自分の農場に合わせて、農場別の作付計画を作る。
  ↓
必要となる機械設備をあげる。減価償却高を算出する。
  ↓
指標や実習での経験などに基づき、売上、経営費、労働時間を積み上げる。
  ↓
労働時間に基づき、人員を算出する。
  ↓
初年度~5年目まで、年度ごとに収支計算を行う。
  ↓
10カ年収支計画を作成する。

おおよそこのような流れになると思います。
と言われると難しそう・・・って、敬遠しがちになりますが、
講義でもお話しましたが、あまり細かい事は気にしないで進めるのが良いかも知れません。

数字は大事ですが、数字ばかり追いかける農業というのも、人によっては楽しくないですよね(笑)。
数字好きな人はどんどん詰めて下さい。

個人であれ会社であれ、独立して農業を始めるという事は「経営者」になるという事ではないでしょうか。
大きな流れ、方向性は確認しつつ、皆さんが最初に「農業を始めてみたい」と考えるようになった、その気持ちを一番大事にして下さいね。

田中康晃