新規就農週末コース神戸 1月25日ななファーム販売実習

2014年1月25日 新規就農週末コースin須磨ななファーム

農産物直売所の「ななファーム」さんの店頭で対面販売の実習をやらせて頂きました。
告知のように、商品は
・ブロッコリー
・セロリ
・トマト
・里芋、さつま芋

現地での準備はテント張りから。
2つのテントを持参しました。
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事前にアイデアがあり試食を用意しました。
販売しているブロッコリー、セロリ、トマトの入ったミネストローネ(写真撮り忘れました)。
売り終えての感想は、試食を用意していてよかったねということ。
売り物だけだとなかなか立ち止まって見てもらえないもので、
試食があると、それを食べてもらいながら商品の説明やらイベントの紹介やらを出来る時間がもてるのです。

ミネストローネが切れた後は即席で試食用にブロッコリーをゆでてお客さんに食べて頂きました。

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試食のおかげで結構お客さんに集まっていただけました。
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最初に売り切れたのはセロリ。
本数が少なかったのもありますが、見た目がきれいだったのが要因だと思います。
やはりぱっと見てきれいな野菜は買いたくなりますよね。

売り上げが一番だったのはトマト。
やはり単価が高いものは売り上げがいいですね。
味もぴか一ですが。
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ブロッコリーは暖かくなって結構出回ってきていて、値段も安くなってきているので
思ったようには売れませんでした。
ですが、試食のおかげでエースクールのブロッコリーの魅力
“軸が太くて実?がつまっている、そして、スクール生が丹精込めて作ったものです!!”
を紹介して多数買って頂く事が出来ました。

この日の事前は天気予報では日を追うごとに晴れ⇒くもり⇒午後から雨
となっていて雨だったらいやだね~と恐恐としながら当日を迎えましが、
暖かな一日で雨も降らず終わりました。

皆様お疲れさまでした。

25日(土)ななファームにて野菜の販売します!!

神戸市須磨区にある直売所「ななファーム」にて

野菜の販売実習を行います。

販売する野菜は
・ブロッコリー
・里芋
・さつま芋
・セロリ
・トマト
の予定です。

ブロッコリー、里芋、さつま芋はエースクール産
セロリは神戸市西区の神出にて新規就農4年目の浅田さんのもの(みずみずしくてかおりがいいです!)
トマトはエースクール講師をして下さっているドリームズファームのもの。(果汁たっぷりで程よい甘さがあってこのトマトを食べたら他のを食べられません!)

販売場所の「ななファーム」
駐車場は十分な広さがあり、
豊富な野菜と魚、肉、お惣菜や調味料類も充実しています。
アクセスはこちらをご覧ください⇒http://www.nanafarm.com/access/
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私たちは、玄関前あたりで販売をする予定ですので、
どうそ冷やかしにいらして下さいませ。
販売する野菜を使ったミネストローネも試食として振る舞いますので、お楽しみに!

ブロッコリー元気に生育中です
写真 1

新規就農週末コース神戸 1月18日農場実習

2014年1月18日新規就農週末コース神戸 農場実習

本日のメニュー
・ブロッコリー収穫・出荷準備
・里芋収穫・洗い
・第3圃場畝作り(トラクターにて)

2014.1 (1)
ブロッコリーの収穫
軸が意外に太いので、慣れるまでが大変なようでしたが、
150個のブロッコリーを収穫できました。
鎌やクワなど、農具の使い方は簡単なように見えてけっこうコツがいるものなのです。
基本を習ってあとは慣れましょう。

2014.1 (2)
収穫したブロッコリーは袋詰めして値札を張って出荷します。

午後からは、第3圃場の畝作り。
トラクターの培土板を使います。
写真 2
以前の実習でトラクターでの耕運はしましたが、
培土板を使うのは今回初めて。

写真 3
培土板を通したところがまっすぐか曲がっているかは一目瞭然。
今回は雨水が圃場に溜まらないようにという目的だったので、多少曲がっても大丈夫ですが、
植付するための畝が曲がってしまったら修正が大変です。
まっすぐにトラクタを走らせるに越したことは有りません。

この日は午前中は暖かだったのですが、午後からは風が南風から北風へ変わってきていてとても寒くなりました。
翌日の日曜日は雪の舞う一日でした。

皆様お疲れさまでした。

新規就農週末コース神戸 1月11日第18回座学研修

2014年1月11日新規就農週末コースin神戸 第18回座学研修

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もご愛読のほどよろしくお願いします。

さて、年明けて最初の研修は講座から。
テーマは、

「助成金・労務管理」

前回お越しいただいた橋本先生に再び京都よりお越しいただきお話しいただきました。

内容は、
1.農業で使える助成金について
2.農業における雇用関係、労働基準法について
3、社会保障と給付の種類
4、農業労災と安全衛生について

まず、1.では最近までは農業関係の助成金は沢山あったが、
ここ数年で一気に減ったということ。
また、助成金には国が出しているものと、都道府県や市町村が出しているものがあり、
それを全国農業会議所がまとめた冊子が各地の農業会議所の事務所においてある(すみません名前忘れました。。。)はずなので、それを参照するとよいということでした。

雇用関係でよくつかわれる助成金に「農の雇用事業助成金」というのがあります。
橋本先生がこの助成金の雇用者と被雇用者が出席する講演に呼ばれて行ったところ、
雇用する側の基本的なこと(残業費を出すなど)から始めに話すよう頼まれて、愕然としたというお話がありましたが、
それだけ、農業界では雇用の常識というのが認識されていないということなのでしょう。
(それには、農業が労働基準法が適用されない業務形態である背景があるのですが。)

2.では農業での雇用形態の線引きなど、
ちょっと知り合いに作業を頼んで謝礼金を渡した等の事例で、どこまでが雇用に入るのか?というお話から、
近年6次産業化が進み、同じ会社内で例えば加工場で働く労働者と畑で働く労働者が存在するようになり、
労働基準法を適用する線引きが難しくなった。ということでした。
(予定された勤務時間と残業との線引など)

3.では特に、エースクールでは勤め人からの農業参入者が多いことを念頭に、
労働者から雇用者に変わった場合に社会保険との関わり方が変わるので、知っておいた方がよいことなど、
社会保険労務士の橋本先生ならではの内容もお話しいただき、出席者の方も熱心に質問などされていました。

さいごに、4.では農業での労災と安全管理についてのお話でしたが、
今回の講座でここは土台となる話ではなかったかと思います。
農業では、大型機械や鋭利な刃物を使用する作業がたくさんあり、一歩間違えると大事故に繋がります。
そして、事故が起きてしまったら歯車が狂いだします。
そうらないための安全管理と、万が一事故が起きてしまった時の為の保険加入(労災)をしておかなければならないということ。

実際農作業中の事故の多さを数字で見せて頂き、
自分がそのうちの一人にならないように気を引き締めて仕事をしなければと再認識する時間となりました。

皆様お疲れさまでした。
橋本先生ありがとうございました。

写真