5月19日(日)、週末コース京都の3回目の座学研修が行われました。
今回は、ベテラン農家による「土の話」。
京都コースのカリキュラムは、就農を予定する方はもちろんですが、農業に興味をもってもらう方へ向けての意味をもって組まれています。そのため、作る楽しさ、売る楽しさをmixさせて組ませていただきました。
その中で、今回の講義はおそらく、農業の醍醐味・・・真骨頂を伝える回であると、少し農業に触れ始めた研修生に向けて設定しました。
まさに、そのとおり。
講師は、40年近く農協の営農指導員としてあらゆる作物づくりの指導をされ、退職後は自身の想いをつらぬいて現在も現役で農業を続けておられる南丹市日吉町胡麻の塩貝さん(七十云歳)。京都府では知る人ぞ知る、丹波の生産者です。
専門用語も混じりながらでしたので、研修生にとっては多少難しい部分もありましたが、栄養成長、発芽温度からコメのうま味の話は、圧巻。
農業が本当に自然とともにある職業であること、農業の奥深さ、またそれが面白みであること、作物・・・生き物と正面向って生活する素晴らしさなど、私自身が非常に感動しました。
難しい話ではありましたが、「農業の面白さ」「素晴らしさ」・・・十二分に伝わったと思います。
筆) 社)京・野菜きれい研究所 橋本