インターネットの発達で、猫も杓子も、右から左。
なんのことだか分かりますか?
最近のビジネスについてです。
「農家と消費者をつなぐ」
「農家と求職者をつなぐ」
「農家の婚活」
など、つなぐビジネス花盛りといったところです。
これはこれで、全く否定するものでもなければ、これによって、助かっている方も大勢いるので、良いことだと思いますし、今の世の中のビジネスにおいては「つなぐ」ことが基本なのかも知れません。
でもね。
特に若い人には、よくよく考えて欲しいのです。これからの日本をしょって立つような方には、是非「繋がれる方の人間になって欲しい」。このように思います。なんだろう・・・この違和感。自らがプレーヤーになって欲しいと思うのですよね。
繋がれる方の人間になるには、自分自身の中から何かを生み出さなければなりません。たぶん時間も経験も必要になるでしょう。でも、時間や経験が必要だからこそ、そこに大事なものが生まれて来るし、それが続くことで伝統や文化になっていくものなのだと思います。
この点、農業はまさにゼロから有を生み出す仕事です。長い年月をかけて技術や経験を磨いていかなければなりません。もちろん今は沢山のデータがあるので、使える技術は使っていいと思います。それを更に発展させることで、全体も発展していくのだと思います。
農業だけではありません。
是非、色々と考えて頂ければと思います。