いちじく農業の特徴

作物選びは生き方選びというお話は、以前、しました。

では、いちじくを選んだ場合、どんな生き方になるのか?少しだけお話をしてみます。

まず、いちじくは、苗から収穫できるようになるまで、早くて2年はかかります。

しかも2年目の収量は100%獲れるわけではありません。だいたい3年目で100%を目指す感じです。そして10年20年と、いちじくの樹と付き合っていくわけです。

そして、収穫期は8月~10月。これ以外の時期は、収穫もなく、比較的ゆるやかな生活になります。逆に言えば収入もなくなります。

収穫期は毎日収穫になります。栽培面積は、収穫期の労働力に合わせて考えると良いでしょう。

季節ごとの労働時間こんな感じです。↑

安定した収入を求めるならば、いちじくと他の作物なのか、いちじくの半農で他の仕事をするのか、組み合わせは考える必要はあると思います。

ようするに結構、極端なんですよね。メリハリが効いているとも言えますね。目一杯働いて、目一杯休むというライフスタイルもありですね。

そして、季節ごとに、樹の様子も結構変化してくれますので飽きる事は少ないかなと思います。

長く農業を続けていく上で、この「飽きる」というのは、意外と大きなポイントなのかなとも思っています。

このあたりは、一人ひとりの性格によるかなとも思いますので、自身で見極めして下さいね。

それでは、今日は少しだけ・・。

2019年1月30日リンクURL