2019年1月12日(土)。週末農業塾第11期生の実習日でした。この時期にしては暖かく作業のしやすい1日でした。
この日は、「いちじくの枝の剪定」を行いました。
この作業は、冬場いちじくの休眠期間中に行いますが、春の萌芽に繋がる大事な作業です。
「どの芽を残すか?」芽の選定が重要になります。
ポイントは
1.隣の枝の芽との間隔はできるだけ等間隔(45cm位)にすること。
2.できるだけ上芽は使わないこと。(上芽は成長が強くなりすぎて、他の芽の生育にも影響してくる為)
3.芽の高さを揃えること。(樹液がどの芽にも均一に流れるように枝の高さ、芽の高さを考えます)
これが、なかなか難しくて、苦労するところなのですが、春からの生育を考えると、ここでしっかりと見極めておくことが重要です。
とはいえ、実習でいきなり選芽は難しいので、今回は、あらかじめエースクールの方で、マーキングしておきました。枝切りは、残す芽の一つ上の節のところ、節にそってノコギリで切ります。最初は、節にそって真っすぐにノコを入れるのが、中々難しいようで、苦労されてましたが、それも数をこなすことで慣れていきました。
切断後、切断面が乾かないように、木工用ボンドを塗って完了です。
お疲れ様でした。