2015.3.19(木)とよのか苗40株 郵送にて到着
育苗棚が完成していないため、室内にて管理。
2015.3.26(木)鉢上げ
今後もいちごの成長過程、作業状況を追っていきます。
2015年3月7日(土)
第3期新規就農週末コースin神戸 第20回講義・修了式
第3期生最後の講義は「就農計画発表会」。本コースを受講したきっかけ、今現在、これからの就農計画などを一人ずつ発表していただきました。
観光農園を経営したい方、自給自足生活をしたい方、果樹園を開きたい方、実家の農地を受け継いで就農する方・・・、受講生7名それぞれの話や想いを聞かせていただき、筆者自身も刺激をもらうことができました。
発表後は修了式で、各人に修了証書が授与されました。
第3期生のコースはこれで修了となりましたが、今後も何かしらの繋がりが続いていくことを願っています。まずは、1年間お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!
2015年3月1日(日)
第4期新規就農週末コースin神戸 第8回講義
今回の講義のテーマは前回に続くかたちで「新規就農事例2」。講師は3年前に神戸市西区で独立就農し、トマトとセロリのハウス栽培とアスパラガス等の露地栽培をされている浅田総一郎さんです。
32年間のサラリーマン生活を経て就農に至ったきっかけの話に始まり、独立就農してから現在までの作付結果と、「農業生活の現実」をリアルにお話しして下さいました。
浅田さんは自宅と農場が離れている通勤農業をされており、季節問わず(=真夏も)仕事に出ずっぱりになってしまうことや、作物と天候に合わせた生活を送る自身とご家族との兼ね合いなどのソフト面と、元々非農家なので設備・道具等が「無い」状態からのスタートであるというハード面、両方に大変さがあるとは思いますが、落ち込むことなくアイデアと工夫でできるだけお金をかけずに、人々の協力を得ながらそれらを乗り越える楽しさを満喫されているとのことでした。
今回の講義は先にも書きましたが「リアルな」お話が多かったので、スクール生の皆さんも就農後の生活のイメージ作りに役立ったのではないでしょうか?やはり「生の声」ほど響くものはありません。
2015年2月28日(土)
新規就農週末コースin神戸 島本微生物工業株式会社・島本バイム研究農場視察研修
今回の実習は視察研修ということで、スクール生12名・スタッフ3名 計15名で、島本微生物工業㈱様の島本バイム研究農場(滋賀県甲賀市)を訪問させていただきました。
島本微生物工業㈱(㈱酵素の世界社)さんは研究所設立より60余年、「島本微生物農法」--有用微生物や酵素の作用によって地力を高め、作物がもっている生命力を最大限に引き出し、安全で栄養価の高い美味しい農産物を増産する自然と調和した農法--の普及向上を事業の柱として講習会の開催や農業資材・健康食品の販売等を行われています。
島本微生物農法の原点は「健康な土づくり」です。具体的にいうと、独自に開発された堆肥(←木屑や鶏糞などからできています)をたくさん(一般的な堆肥の量の5~10倍!)土に混ぜ込むことによって有用微生物の繁殖を促進し、肥効率の向上や土壌通気性・排水性・保水性・保肥性の向上、土壌酸度の中和などの土壌改良効果を得ることができ、その結果作物の成長を促し収量アップに繋がるということです。ちなみにこの「土づくり」の大切さというのは、最近立命館大学の久保幹教授によって開発された土壌肥沃度診断法により科学的にも証明されたそうです。
案内していただいた農場で私達は成長著しかったナスとオクラの株のサンプルが展示されているのを見たり、40年間(!)の堆肥の積み重ねにより、上に乗ると沈んでいく程フカフカの畑の土にスコップを入れさせてもらったりと、驚愕しながらその豊かな土を体験させていただきました。
私達人間の身体と心は「各々が食べたモノでできている」と思っていますが、今回の研修で作物も同じでやはり「食べる(摂取する)モノ(栄養)」が「良い」事が重要で、それにはやはり土が「良い」事が大重要だということを学ぶことができました。手間をかければそれだけ作物は良くなる。永遠のテーマである雑草問題にも「人海戦術で対処!?」です。
最後に、案内・対応していただきました黒木さんをはじめとする研究員の方々、聞けば我々のために休日出勤していただいたとの事で、お世話になりました。ありがとうございました!
左側:露地ナス 株の高さは2.7m 右側:露地オクラ 株の高さは3.7mもあります
2015年2月21日(土)・22日(日)
新規就農週末コースin神戸 大阪MBSポンマルシェ販売実習
2月20日~22日の3日間、大阪・MBS本社1階ちゃやまちプラザにて土肥ポン太さんプロデュースで開催された『ポンマルシェ』。(有)ドリームズファーム様と共同出店というかたちで、21・22日の2日間販売実習をさせていただきました。
《2月21日(土)》
参加スクール生:6名 スタッフ:3名
販売物:ブロッコリー(1個入り・極小袋詰めなど)、キャベツ(丸ごと)
スクール生の皆さんはそれぞれアイデアを出し合い、そしていつの間にか各々の役割位置に立って動かれていました。個性が出ていました。
お天気が良かったことや、ポン太さんの告知の効果もあってか、会場全体が盛況で、売上金は前日の倍以上だったそうです。エースクールもお陰様でブロッコリーはほぼ完売しました。
途中TVの中継カメラが会場をまわり、テンションが上がりました
ポン太さんを囲んで記念撮影。エースクールメンバーは、新調したエプロンを着けています。
《2月22日(日)》
参加スクール生:6名 スタッフ:2名
販売物:ブロッコリー(1個入り)、キャベツ(丸ごと・ハーフカット)
前日にブロッコリーがほぼ売れてしまい、2日目に売るものがない!そんな訳にはいかない!とスタッフ2名張りきって朝から小雨降る中キャベツを大量に収穫し、そのまま会場に搬入。そのキャベツの袋詰めと並行した開店準備で、全員フル回転でした。が、結果としては、残念ながら前日の半分以下の売上でした。雨が降ったりと天気が良くなかったこともあるのか、人の流れはあるので試食はしてくれるのだけれど購入までには至らない、というパターンが多かった印象です。また、前日丸ごとキャベツがあまり売れなかったことから、場所柄を考えて半分にカットしたものをたくさん用意したのですが、価格の付け方で逆に丸ごとキャベツの方が多く売れる結果となり、ハーフカットがたくさん売れ残ってしまいました。そんな中でも、スクール生のご家族が来店されるなど、ほほえましい場面にも出会えた1日でした。
マルシェ最終日スタート。売り場の“緑”が“赤”に勝ってます・・
「生鮮品を毎日(といっても2日間ですが・・)販売する」ということで準備は大変でしたが、自分たちで作った野菜を自分の手でお客様にお渡しできる喜びは何物にも代えがたいものがありました。楽しかったです。
主催者の方々、出店者の方々、ありがとうございました。そして皆様、お疲れ様でした!