第4期新規就農週末コース神戸 第7回講義

2015年2月15日(日)
第4期新規就農週末コースin神戸 第7回講義

今回の講義のテーマは「新規就農事例1」。講師は3年前に神戸市西区で独立就農し、ズッキーニなどを露地栽培されている浅川元子さんです。

「食」に携わる仕事をしたい、と農業を始めることを決心してから研修生を経て新規就農に至るまでの経緯と、独立1年目以降の実際の話(1日の作業の時間枠・売上実績・各作物の栽培結果など)を失敗談を交えながらお話しいただきました。また、何を作るか?を決める際に参考になること(「売れる」モノとは?、栽培が自分の性格に合っているか?など)や、人脈づくり(縦も横も)のコツなど、新規就農に役立つ情報をいろいろと聞かせてくださいました。

最初はおそらく経験ゼロからの出発であられたのだと思いますが、そのパワー(!)でもって人脈を広げられ、今では様々なプロジェクトにも参加されているそうです。浅川さんの「石橋を叩いていても仕様がない」という言葉に影響大でした。
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新規就農週末コース神戸 農場実習

2015年2月14日(土)
新規就農週末コースin神戸 農場実習

今日のメニューは・・・
午前
◎ネギ苗の定植(露地)
 ①施肥(みんなユーキ744)
 ②耕運機で耕運と畝立て・整地
 ③マルチ張り
 ④定植
 ⑤防草シート張り
 ⑥トンネルかけ

◎ネギ苗の定植(ハウス内)
 ①畝立て・整地
 ②マルチ張り
 ③防草シート張り
 ④定植
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午後

◎堆肥入れ(ブロッコリー栽培予定地)
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今日も寒風が強く、スケジュールもハードでしたが、予定完了。お疲れさまでした。

第3期生の皆さんは今回が農場での実習カリキュラムの最後となりました。コース終了が近づいています・・(寂)。

新規就農週末コース神戸 2月7日チューリップハウス農園視察研修

2015年2月7日(土)
新規就農週末コースin神戸 チューリップハウス農園視察研修

今回の実習は視察研修ということで、スクール生13名・スタッフ3名 計16名で洲本市五色町(淡路島)にある 農業生産法人 株式会社チューリップハウス農園さんにおじゃまさせていただきました。
案内していただいた農園チーフ髙詰さんとは、スクール講義の講師を務めていただいて以来の再会です。髙詰さんは前日夜に北海道の農場から帰島したばかりということでした。

チューリップハウス農園さんは「子ども興し・村興し・農業興し」を活動のテーマにして休耕地を開墾し、玉ねぎ、水稲、葉物野菜、果樹などの農作物の生産・販売をされています。わずか5年足らずで荒れ地((←山です))を開墾し、畑を作り、道路を作って現在の姿を作りあげ、そしてこれからも開墾は続いていくという、そのパワフルさに私達は驚愕の連続でした。また、土地柄「水」がとても貴重ということで、畑に使うわずかな水も無駄にはしない工夫をいろいろとされていて、その点にも感心しきりでした。

農園を案内していただいた後は、母屋で昨年9月から営業されている農園レストラン『夢蔵』さんでパスタランチをいただきました。こちらのレストランで使われている野菜は全て農園で採れたものだそうで、とても美味しかったことは言うまでもありません。

お天気にも恵まれ、よい研修になったのでは?と、私達スタッフ一同喜んでおります。
気持ちよく丁寧な対応をしてくださった農園&レストランスタッフの皆様、そしてゆめさん&くらさん、ありがとうございました!!

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写真上部の様な休耕地を開墾してこられたそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「水」のための工夫

 

 

 

 

 

 

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イノブタ出没注意

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第3期新規就農週末コース神戸 第19回講義

2015年1月31日(土)
第3期新規就農週末コースin神戸 第19回講義

今回の講義のテーマは「農業6次産業化」。第1次産業である農業(プラス林漁業)者が生産物の加工製造(第2次産業)、販売(第3次産業)全てに関わる6次産業化についてのお話でした。講師は前回に引き続き社会保険労務士と6次産業化プランナーを兼業されている橋本將詞氏です。

講義前半は6次産業化と農商工連携に対する政府の支援策の説明。今後の地域経済の発展や輸出増額を期待しての政策ということです。

後半はワークショップ。受講生の皆さんに2グループに分かれていただき、各グループで実際に6次化事業を検討、発表していただきました。その内容は・・・

◎Aグループ「アジアで経営する日本独特の野菜を使った和食コンビニ(惣菜とお弁当の販売)」---日系企業の社内食堂等にも応用できる
◎Bグループ「人参を使った加工食品の販売」---健康・美容志向の高い現代の消費者ニーズに合わせられ、規格外のものも無駄なく使用できる

筆者もグループに入れていただき、検討に参加させていただきましたが、なかなか夢のある楽しいひとときでした。もしこの事業が実現するなら関わりたい・・。