農家の高齢化が問題視され、後継者不足が叫ばれ、メディアなどでも盛んに取り上げられていますが「実態はどうなんだろう?」というのが、私の農業への活動のスタートです。
全国各地、さまざまな農家さんとお会いする中で、実態は「相当すごい事になっている」なあというのが、私の実感です。90歳を超える農家さんが、現役でバリバリ農作業している姿には、素直に感動を覚える半面、国の産業として、「農業」を眺めたとき、「これはすごい事になっている」と衝撃を受けました。
「新規就農者が増えないと、これはえらい事になる」というのが、私の活動の原点にあり、「とにかく新規就農者が増える」よう様々な活動を行っています。
2006年に農業支援専門の田中やすあき行政書士事務所を開設。企業の農業参入のお手伝い(候補農地選定、営農計画策定、営農開始など様々)、法人設立、参入手続きを実施。その後、この活動を全国的に広げるべく、2009年全国農業関係行政書士コンサルタント協議会を立ち上げメンバーを募り、2010年一般社団法人化、現在、全国25名の会員とともに活動を行っています。
2011年から神戸市の農業生産法人様と農業研修を開始。2012年6月合同会社エースクールを設立、兵庫県のバックアップを受け、農業研修を本格的にスタートする事となりました。一人でも多くの新規就農者が誕生できるよう、農家さんや行政と協力しながら、精一杯のバックアップを行っていきます。
さて、日本には、様々な農業の形、農業経営があります。当社は農業教育カンパニーとして「農業を学ぶ場所」=「農業研修のプログラム」を提供する事を通じ、この「日本の宝物」を次世代につなげ、世界的にも優秀な日本の農業の維持発展に少しでも貢献できるよう活動を行っていきます。また、今後、全国各地で様々な農業研修を行っていきます。就農を考える皆様方、後継者育成に取り組まれる農家様と、各地でお会いできます事、楽しみにしております。今後とも、ご愛顧のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。
合同会社エースクール 代表社員 田中康晃