第23回 農場実習レポート

1月20日(日)、新規就農週末コース神戸、第23回農場実習を行いました。

今回は、ニンジンの収穫、ブロッコリーの収穫、トマトの葉かき、芽かきを行いました。
同じような作業が続きますが、これも農業の現実かもしれません。

丹念に繰り返し作業を行う中で、作業も熟練され、スピードも仕上がりの綺麗さも向上していきます。
農業を経営として見たとき、以前に講義してきましたように、経費の殆どは人件費です。

作業スピードアップは、そのまま人件費に直結します。
農業にとっては、実は、とても大事な事なんですね。

でも、もしかしたら、ベテラン農家さんになればなるほど、このあたりは無意識になっているのかもしれません。われわれ、新規就農者だからこそ、しっかりと意識して取り組んでいきたいものですね。

受講生のみなさんも、見てますと、格段にスピードも上がり、仕上がりも綺麗になってきてます。
私も負けてられません。。

この量、見て下さい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、ブロッコリ75個、直売所へ出荷しました。

 

 

 

 

 

 

 

売れ行き上々ですよ~。

第17回講義 助成金・労務管理

1月19日(土)、新規就農週末コース神戸、第17講義を行いました。
今回は「助成金・労務管理」、講師は、京都の社会保険労務士橋本先生です。

橋本先生は、社会保険労務士の傍ら、家業の集荷業を営み、農業・野菜に詳しい労務士さんです。
京都府の6次化プランナーでもあります。

さて。
今回は、「助成金・労務管理」という事で、お話を頂きました。
雇用保険のお話、労務管理のお話、助成金、雇用、労災など、幅広くお話を頂きました。

雇用に関する助成金制度は、様々あります。
農業を始める際にも活用できる助成金もあります。

そのほか、法人にした場合のメリット、デメリット。
社会保険や年金など、色々な事に関係してきます。

受講生のみなさんは、個人で就農を考えておられる方がほとんどですが、とにかくアンテナを広くはって、色々な可能性を検討してみて下さい。

本日はお疲れ様でした。

第22回 農場実習レポート

1月14日(月祝)、新規就農週末コース神戸、第22回農場実習を行いました。
あいにくの天候が続く中、今回は、午前中ハウストマトの手入れ、午後からは雨が上がったので、ニンジンの収穫を行いました。

トマトの葉かき、わき目とり作業です。地味な作業ですが、みなさん頑張ってます。

 

 

 

 

 

 

ご覧のように水が溜まり、足元ドロドロの中、ニンジンの収穫です。
こちら、規格品は学校給食、規格外は直売所で販売します。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニンジン直売所

 

 

 

 

 

 

昨日収穫したブロッコリ56個、直売所へ出荷しました。

 

 

 

 

 

 

 

第21回 農場実習レポート

1月13日(日)に行われた第21回農場実習の報告をさせていただきます。

新規就農週末コース 神戸会場
日時: 1月13日(日)
場所: ドリームズ・ファーム農場
内容: 第21回農場実習「ブロッコリー収穫等」

神戸は六甲山の影響もありまして雪はなかなか降りませんが
(筆者の出身の鹿児島のほうがよく雪が降ります笑)

それでも朝は厳しい寒さです。

先週もブロッコリーを収穫しましたが生長が寒さで鈍化していまして

収量は少しでした。

本日はどうでしょうか?


スクール生は慣れた様子でそれぞれ
葉を切り取る調製担当・袋づめの担当・バッグシーラーで閉じる担当
と分業して能率アップです!


ブロッコリーの袋詰め


シール


完成です!

本日は合計 56個 出荷いたします。

その後の彼らの様子をアップする予定です。

楽しみにしてくださいね。


Shall we dance?
【了】黒木 大将

第16回講義 農業法人

1月12日(土)新規就農週末コース神戸、第16回講義「農業法人」を開催しました。
今回、講師は私(田中)が担当させて頂きました。

受講生の皆さんは、お話を聞くと、殆どが個人での就農を考えておられましたが・・・

今日のお話では、法人のメリット、デメリットを中心に、合同会社エースクールの事例を交えて、お話をさせて頂きました。

講義でもお話をしましたが、今は、便利な世の中で、法人を作るのはとても簡単です。
資本金も1円で出来ますし、登録免許税も6万円~、最短で1日で作れる事をお話しました。
最低限、敷居は高くないのは、ご理解頂けたと思います。

法人にすると「こういう方法がある」「ああいう方法がある」というのも、お伝えしたと思います。
法人というのは、要するに目的を達成するための「手段」の一つですので、就農あたっても検討の一つに入れて頂ければと思います。

お聞きするのを忘れましたが、講義後、どのようなお考えになりましたでしょうか?
少なくとも検討材料にはなったでしょうか?

本日は、お疲れ様でした。
明日は、黒木君です。宜しく。

田中康晃

第20回農場実習レポート

1月6日(日)、新規就農週末コース神戸、第20回農場実習を行いました。
今朝は、かなり冷え込みました。

露地実習農場では、ご覧のように霜と氷。土もガチガチに凍ってました。

という事で、午前中は、実習農場に入る事ができず、いつものようにトマトハウスにて。
今日の作業は「葉かき」。もう実習生もだいぶ慣れました。

「葉かき前」

「葉かき後」

午後からは、だいぶ気温もあがってきましたので、露地畑にて、ニンジンの収穫です。

ご夫婦仲良く

収穫作業頑張れ!!@実習生↓

大量!!

今日のお土産。来週は、出荷するよ!!

トマトの花。奇麗に咲いていたのでパチリ

田中康晃

第15回講義 関係法規・手続き

新年、あけましておめでとうございます。
さて、新年初日。
1月5日、新規就農週末コース神戸、第15回講義を開催しました。

今回は、関係法規・手続きという事で、新規就農の際に関係してくる法律について、講義させて頂きました。
講師は、私(田中)が担当しました。

新年早々、法律の話でしたので、なるべく堅苦しいお話にいならないように心がけましたが、いかがでしたでしょうか。
というか、私自身、年末年始で緩みきった脳みそを戻すのに大変でして。。。。

それでも、最低限、知っておいた方がいいかなと思う事はお話をさせて頂いたつもり?です。

農業を始めるには、農地が必要になります。
つまり「農地を借りたり、買ったり」という事になろうかと思います。

法手続きでいいますと「農地法3条の許可を得て、農地を借りたり買ったりする事」という事になります。
これ、王道ですね。

ただ、講義では「それ以外にも、4つの方法がありますよ」って、お話をしました。
実は、道は一つではなく、いろいろあります。

又、許可を得るための条件というか要件は、その解釈には、かなり幅があるという事だけ、重ねてお伝えしておきます。
確かに、下限面積のように絶対必要というラインもありますが、この辺は講義でお話しましたね。

なので、とにかく「あきらめないで」。
これを伝えたかったので、ブログで補足しておきます。

田中康晃

第19回 農業実習レポート

12月24日(月)、新規就農週末コース神戸、第19回農業実習を開催しました。
露地の実習農場にあるキャベツ、ブロッコリは、もう少しなんですね。年明けは出荷できると思います!!
という事で、今回もトマト実習となりました。

今回は、葉かきとか、摘葉とか呼ばれる作業です。
要するに、トマトの下の方の葉を取って、日当たりや風通しを良くしてあげます。
 
作業前は、こんな感じ。こんもりしてます。
トマト葉かき4

下の方の葉を3~4枚取って、少しスッキリしてきてます。取った葉っぱは、農場に残さず、必ず、破棄する事。残しておくと、そこからカビなどが発生して、病気の原因になるとの事です。注意。
トマト葉かき3
トマト葉かき2

最後、こんな感じになりました。
トマト葉かき1
元気に育って下さいね。

さて。今回で、年内の実習は終了しました。
実習生の皆さま、いかがでしたでしょうか?
トマト、キャベツ、ブロッコリ、ニンジン、ホウレンソウ、豊岡の農業、いろいろな経験をされたと思います。
農業といっても、作物や地域によってもこんなに違うものかと、驚かれたかもしれません。

また、年明け、いろいろ行きましょうね。淡路でも行きましょうか。

年末年始、ごゆっくりと静養(笑)されて、また年明け、頑張りましょう!!
年明けは1月5日(土)、13:00より、講義となります。

それでは、よいお年を!

田中康晃

第17回 農業実習レポート

12月16日(日)、新規就農週末コース神戸、第17回農業実習を行いました。
今回の実習は、ハウス内でのトマトの誘引作業です。

誘引作業は、成長したトマトが、きちんと上へ伸びていくように、トマトの茎にひもを付け、上に誘引してあげる作業です。うまい言葉が・・・、やはり誘引。

トマト実習1

トマトの茎に結んだひもを、上の支柱となる鉄線に、ひとつひとつ結んであげます。これが、また大変な作業でして、しゃがんで茎にひもを結んで、立ち上がって支柱に結ぶ。基本は、これの繰り返しです。ただ、本数が半端ではない数なので、まさにスクワット状態。。
トマト実習2

このようになります。↑
実習生の皆さま。お疲れ様でした。
農業って、一言で言いますが、作る作物によって、全く違いますね。
とても、ひとくくりに「農業」って、言えないですね。

今回の実習もそうですが、色々な作物を経験されて、自分にあったものを見つけて下さいね。

こちらは、いちじく↓ 少しだけ視察させて頂きました。エースクールもいちじく栽培計画中。穂木を頂けるようにお話を頂いてます。
いちじく視察2
いちじく視察1

田中

第13回講義 農業経営の実際1

レポートが遅れまして、楽しみにしていた方(笑)、申し訳ありません。
12月15日(土)、新規就農週末コース神戸、講義経営編第13回「農業経営の実際1」を開催しました。

講師はドリームズファームの山口さん。
今回の講義では、まさに「農業経営の実際」という事で、農場実習で栽培したホウレンソウ」について、種代、肥料代、ほか経費から、出荷数量、売上金額(まだ未確定なので、予測含む)まで、収支を明らかにしようという事で、講義を頂きました。

今回の実習では、栽培面積は約160㎡、その中で、施肥、播種、管理、防除、収穫、出荷と一連の作業を行ってきました。
9月に播種して11月に出荷。およそ3カ月です。

出荷量は、合計約700束。
束およそ300gなので、2100kgとなりました。

確かに、経営として、雇用労務費を考えると厳しい数字ではあります。

でも、私個人的には、上々だったのではないかなと感じてました。
実は、内面、出荷できるのか心配でしたから(笑)。

立派なホウレンソウが出来て、出荷できて、買って下さる方がいて、こんなに嬉しい事はありません。
これから何作、何年もかけて、改善していきたいと思います。

田中