2月末より露地のほうれん草を出荷しています。
最低気温が氷点下で日照時間が短いときはいっこうに大きくならなかったほうれん草も、
季節が春に向かうにつれて一気に成長具合が加速しました。
この地域の出荷形態は根を付けて出す方法のようです。
私は葉っぱの根元から切って出荷する方法しかしたことが無かったので、ちょっと驚きました。
おそらくハウス栽培は土が柔らかいので根から引っこ抜いて収穫する方が早いのかなと勝手に推測しています。
で、エースクールのほうれん草は路地なので、地が固く締まっているので、
引っこ抜くのは無理。
ということで、根切り方式で収穫しています。
この赤いところが土に埋まっている部分。
露地のほうれん草はしっかりと土に根を張って生長するので、
この根っこに近い部分に甘みが凝縮されています。
この日は朝0度ぐらいまで下がり、霜が降りていました。
太陽が昇につれて霜が解けてきて葉っぱに適度な湿り気を与えてくれます。
ですので、出荷後もしゃきっとした状態が長持ちします。
できれば、収穫するときはこんなパリッと冷えた朝が好ましいのです。
コンテナにいっぱい収穫しました。
これを同じ重さに分けて袋詰めし、出荷します。
ちなみにこのほうれん草は無農薬です。
冬の間之寒さに耐え肉厚で甘い
おいしいほうれん草に出来上がりました。
出荷先は「めぐみの里」学園南店、伊川谷店、大久保店など。