2013年12月21日(土)新規就農週末コースin神戸 農場実習
本日のメニュー
・新規就農3年目の浅田さんの圃場見学・作業
・六甲のめぐみ(直売所)見学
・芋煮会
今年最後の実習です。
エースクール畑はいまは静かですので、
新規就農3年目の浅田さんのところへ見学に行きました。
浅田さんは8月講義の「新規就農事例」でもご登場いただきました。
栽培作物は、ハウスではトマト、セロリ。路地ではニンニク、キャベツ、アスパラ
各作物の圃場を回りながら栽培方法等をご説明頂きました。
みなさん、作物の栽培の事もそうですが、栽培設備のことについて今回はいろいろと勉強になったようです。
葉物の栽培はさほどの設備は必要いりませんが、
ハウス栽培をはじめとするその他の栽培は、栽培環境を整える事が必要になってきます。
例えば、アスパラは路地でも地面には暗渠、畝の上には灌水設備、そして伸びたアスパラの地上部が倒れないように支柱を立ててネットを張る必要もあります。
季節外れのものを栽培するハウス(例えばトマト)では、暖房設備、天井の2重張り、サイドの保温、灌水設備、天井の自動開閉設備などなど数えればきりがないほどの設備が必要です。
イチゴ栽培や、菊などの花の栽培では、これに加えて電照設備も必要になってきたりします。
浅田さん「設備には10万単位のお金がかかるが、労力との兼ね合いを考えると利用した方がいいものもある(自動開閉設備や蜂による受粉など)」
ですが、圃場を作るに当たってはまず、水まわりのこと(水路の確保や、排水設備)、作業場(出荷作業の場や洗い場)の確保が必要です。このあたりのことも見させて頂けました。
百聞は一見に如かずで、今回の視察で就農計画のイメージが描きやすくなったといいうスクール生の方もいらっしゃいました。
浅田さんは車で15分ほどのところにある「六甲のめぐみ」という直売所に出荷しています。
エースクールも出荷量の多いときには利用します。
個の直売所はJA兵庫六甲が運営しており、農業公園の入口にあります。
野菜の種類や量が豊富にあり、野菜以外のものもおいてあるためか、休日には開店前に行列ができるほどの来客があります。
この日も、賑わっていました。
さて、忘年会もできなさそうなので、ということで、昼食がてら芋煮会を企画しました。
エースクール産のさつま芋や里芋をねた?に野菜は先ほど行った六甲のめぐみとスクール生の方の実習畝から立派な白菜を頂きました。
野菜などを切るのは女性、
鍋を作るのは男性と役割分担をしたのですが、
私がようやく野菜を切り終わり、鍋を囲む場に行ってみると超!「男鍋」が出来上がっていました!
豪快です。
鍋を2つ用意してしょうゆ味と味噌味に分けたのですが、味噌味のほうが評判良かったです。
そして、クリスマス前ということで、締めはケーキ♡
生クリームのケーキはエースクールよりのプレゼント。
そしてこれに加えて、今日来られなかったスクール生の奥様がシフォンケーキを作って下さりみなでいただきました。
女性がいるとこういう心遣いがうれしいです。
ということで、鍋はみんなで食べきれないほどの量になり、その上ケーキを2種類も食べて、まんぷくの今年のしめになりました。
皆様お疲れさまでした。
良いお年をお過ごしください。