来年度イチゴコースの説明会

本日、H30年度(来年度)いちご栽培経営実践コースの説明会を開催しておりました。来年4月よりコース開始となりますが、説明会は順次開催しております。

現時点で、企業様、個人様を含め、定員に近い数の方から、受講について、お問い合わせをいただいております。本コースは少人数定員となりますので、来年度よりの受講をお考えの方がいらっしゃいましたら、少しお早目にご連絡をいただけますと幸いです。

 

やはり「いちご」は人気がある作物ですね。

なんといっても美味しいし、色も良いし、香りも良いし、いちご農場にいるだけで気分も高揚してきます。「いちご」は、そんな不思議な魅力があります。

 

加えて、「いちご」は、栽培する人、栽培環境、栽培方法によっても大きく味が変わってきます。これは人によっては、難しい作物と感じるかも知れませんが、逆に言うと、自分の「色」が出せる作物でもあります。

これだけマニュアル化、均質化してきている世の中にあって、ある意味、オンリーワンの「味」を作る事ができるという事でもあり、その分、価格も他のものに惑わされる事が少なくなります。

農業経営でいうと「均質化したものを大量に生産してコストを下げる」という方向性もありますが、「いちご」は、これとは真逆の方向の「独自の味を追求して相応の価格で買って頂く」というモデルが適しているように思えます。たとえるなら前者は資本力がある「大手企業経営」、後者は「個人職人」というとしっくりくるかも知れません。

更に、いちごは、栽培方法の違いから大きく高設栽培と土耕栽培に分けられますが、土耕栽培は昔ながらの畑の土を使う栽培方法で、高設栽培に比べると、よりマニュアル化が難しく、より職人的になるように思えます。

 

エースクールのいちごは土耕栽培です・・・。確かに、栽培してますと、一筋縄ではなく職人的ではありますが、いちごコースの受講生の皆さまには「目で見て覚えて」とは言いません。。

受講生の皆さまには、できるだけ客観的に分かるよう例えば、実測の温度や土壌分析などの数字、写真やイラストなどが入ったテキストで説明をしております。

実習でも「いちご」を見ながら、さわりながら「このランナーを採って下さい」「この下にある葉を欠いて下さい」など、できるだけ明解?に栽培の説明をしております。

それでもどうしても「もわっと」とか「べた~と」とか擬態語も使ってしまいますが・・・・・。

職人的ないちご栽培(笑)。興味がありましたら、ぜひ一度、お試しください・・・・・。

 

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2017年11月26日リンクURL