本日、いちご栽培経営実践コースにて、淡路のいちご農家へ視察に行ってきました。生徒さんたちには、普段、エースクールの農場は見て頂いてますが、エースクールだけではなく他の色々な農家さんを見て頂いて、良いと思うところはドンドン吸収していって頂ければなあと思っています。
春のいちご狩りを含めると視察は今回で2回目となりますが、エースクールも含め、それぞれが、それぞれの方法で工夫し、栽培を行っている事が分かります。
今回の農家さんは、就農3年目の「星の果実園」様。洲本市相原地区でエースクールと同じくハウス土耕栽培を行われています。
同じ「ハウス土耕栽培」といっても、随所に違いもあり、又、私は何度か視察させて頂いておりますが、その度毎に、関心させられる事がたくさんあり、非常に勉強になります。
まずは、以前からお聞きしていました紫外線ランプ「タフナレイ」の実機を見させて頂く事ができました。このランプは夜間に2時間ほど照射する事で病害虫被害を大幅に減らす事ができるとの事です。メーカーの話ではなく実際に使用されてのお話なのでとても納得がいきました。シーズン中ダニとうどん粉病の発生は殆ど抑えられたという事です。
また、お話の中で、「水やり」に工夫されている様子がうかがえました。通常は潅水チューブで畝上のみ潅水しますが、ここの農園では、さらに一工夫がありました。(ここはブログでは控えます)
「水やり」ひとつにしても、やみくもに行うのではなく、一つずつ「理由考えて、仮説を立て、それを実行して、検証する」この繰り返しをされているように感じました。それを支えているのはとにかく「観察力」。「観察力」はどこから来るのかと言えば、きっと生き物に対する「愛情」なのだと思います。
お話の随所に愛情も感じ、私も嬉しくなりました。
今回も勉強になりました。ありがとうございました。
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