12月3日(火)アグリソリューソンフェアin滋賀

スクール生にヤンマー農機にお勤めの方がいらっしゃり、今回のフェアの案内を受けて行ってきました。
http://www.yanmar.co.jp/yn-hanbai/kansai/topics/pdf/20131108.pdf
順調に行けば、ここ実習農場から高速を使って車で2時間弱で行ける所にありました。
会場は、滋賀県竜王町の総合運動公園ドラゴンハット。

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私の目的は、講演。項目は「土づくりとは」「効率的な営農体制の構築に向けて」「農作物の販路を確保するために」
いづれの講演もヤンマーの販促に近い内容で、
もっと大きくとらえてテーマごとに日本の農業の現状が聞けるものと期待していたので、ちょっとがっかりでした。
が、これはこれで、勉強になりました。
管理作業の効率化をできるソフトの紹介や使い方などの説明もありましたので、
このような情報の取捨選択をして効率的に運営していけるといいなと思いました。
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一方男性陣の興味一つは、フェラーリデザインのトラクタ。
会場入って正面にどどーんと展示されていました。
土の上を走らせるのはもったいないお姿でした。
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会場内は、業者や作物ごとに使用する機械のコーナーに分かれていました。
お米のコーナーは大型の機械ばかりで圧倒されましたが、
小規模経営が中心の日本の農業にこんな大型機械ばかりバランスが悪いのでは?とは田中代表の言葉。
この展示会でどのくらいの売り上げがあるのか知りたいところですね。
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新規就農週末コース神戸 12月7日農場実習

2013年12月7日(土)新規就農週末コースin神戸 農場実習

本日のメニュー
キャベツ畑の除草、追肥、防除
トウモロコシ畑の耕運
各自持ち畝の管理

今朝は(も)、冷え込みました。
集合時間の9時前でもまだ霜が溶けていませんでした。ぶるぶる
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ですが、畑に出てしまうと寒さも気にならなくなります。
まずは、4週間前に皆で植え付けをしたキャベツ畑の除草。
さほど、生えてきてはいないのですが、今のうちに退治しておくと後が楽。
スクール生8人であっという間に終わりました。

次は、追肥。
条間に溝を掘って、油粕20kgと園芸化成20kgを施肥しました。
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写真 4 (1)

お昼まで残りの時間を使って、
トウモロコシ畑をトラクタで耕運。
トウモロコシをなぎ倒しながら進んでいくということで、みなさん興奮(?)気味でしたが、
結構あっけなく進めてしまうものだから、拍子抜けのようでした。
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写真 1 (3)

午後は、キャベツの防除(農薬散布)と耕運の続き。
それぞれに分かれて作業しました。
防除組は、まず今日使用する農薬の説明を聞いて、調合しました。
農薬を使うときには必ず、袋やボトルに記載されている表記をしっかり読まなければいけません。
大事なのは4点。使う作物に適用しているかと、散布回数と最大散布量、希釈倍数。

本日使うのはプレバソンフロアブルとアプローチBI(展着剤)
展着剤は作物に付いた農薬が流れ落ちないようにするためのもの。
粒材やフロアブル系には入れまずが、乳剤のようなドロドロした薬剤には入れないことも多いです。
などなどの説明を聞きつつ、調合をして、畑に移動。
写真 5
写真 4

背負い噴霧機は20リットルが入るもので、中に入ったものを背負うとずっしり。
足元に気をつけつつ、撒き方の注意を聞きながら交代で合計40リットル分を散布しました。
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農薬使用の注意!
防毒マスクとゴム手袋は必ず着用しましよう。
農薬は皮膚からも吸収されるため、準備のときからゴム手袋は着けるようにしましょう。

最後は、各自持ち畝を手入れしました。
冬野菜が収穫時を迎えているところもあり、ハクサイやほうれん草など収穫したり、除草したり。
こまめに手入れをしている畝はさすがよく野菜が育っています。
写真 2 (3)
写真 2
収穫の喜び!!

おつかれさまでした。